■記事


チュチェ思想国際研究所事務局が
サンクトペテルブルグを訪問
―チュチェ思想を学ぶ作家、画家、芸術家らと懇談―

 チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長一行が、5月3日~6日、サンクトペテルブルグを訪問しました。
 滞在中、チュチェ思想国際研究所事務局長一行は、ロシア金正淑女性同盟委員長のエリナ・バビチ氏はじめ、同同盟メンバーの作家や画家、芸術家らと懇談しました。
 懇談では、エリナ・バビチ氏が歓迎のあいさつをおこない、参加者について紹介しながら、つぎのように述べました。
 朝鮮労働党のシンボルマークには、筆が入っています。そのことは、労働者階級の党は、その国の文化伝統や科学に根ざしているということを形象していると考えています。
 わたしたちは、チュチェ思想を学習するなかで、ロシアの社会主義に足りなかったものが何であったのかに気がつくことができました。そのような意味で、わたしたちにとってチュチェ思想は大切な思想となっています。
 尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長は、サンクトペテルブルグをはじめて訪問した感想を述べたあと、チュチェ思想、金日成金正日主義についてつぎのように語りました。
 「チュチェ思想、金日成主席や金正日総書記の思想はなにかということを理論で説明することもできますが、それは、自身の経験、生活を通して体の中に深くしみ込んでいます。
 金日成主席は人民を愛して、それから朝鮮人民だけではなく世界の人民を愛し、新しい世代、青年、未来をひじょうに愛していました。人民にたいする愛、青年にたいする愛、未来にたいする愛がチュチェ思想の中身です。
 チュチェ思想にそって進む、いまを生きている朝鮮の前途は人民にたいする愛に根ざしていますから、わたしは、帝国主義とのたたかいにおいては、必ずや人民にたいする愛が勝つことを確信しています」
 懇談のなかで、イリーナ・ドゥディーナ氏は、社会的、政治的なメッセージを託しながら制作しているタペストリーを見せながら、自身の芸術活動について紹介しました。
 また、バレリーナのイルミラ・ヴァガウトディノーヴァ氏は、懇談の内容にふまえて、チュチェ思想のメッセージを伝えていく、現代的なバレエの創作にも意欲的に取り組みたいと抱負を語りました。