光明星節を祝賀し、チュチェ思想国際研究所事務局長一行、
国際金正日賞理事会メンバーらが訪朝


 金正日総書記誕生75周年を迎える2017年2月16日を前後し、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長一行、国際金正日賞理事会のムケシュ・シャルマ・書記長一行、同じく理事であるヘンリー・マシコ・ウガンダ大統領室教養部長、同じく理事であるアレクサンドル・プロハノフ・ロシア紙「ザフトラ」責任主筆一行が訪朝しました。
 平壌では、金正日総書記誕生75周年慶祝中央報告大会や金正日花祝典、花火の打ち上げがおこなわれるなど、祝賀ムードに包まれていました。
 一行らは、万寿台の丘にある金日成主席と金正日総書記の銅像を訪れ、献花しました。
 錦繍山太陽宮殿を訪れ、金正日総書記が晩年、現地指導と外国訪問の際に利用した乗用車や電動車、船、列車の保存室、勲章保存室などを見て回りました。
金日成主席の生家がある万景台を訪問し、史跡を見て回りました。第21回金正日花祝典場と科学技術殿堂も参観しました。

国際金正日賞が
尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長に
授与される

国際金正日賞授与式に参加した各国の人士

 金正日総書記誕生75周年にさいして、国際金正日賞理事会の決定にそって、国際金正日賞が、チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一氏に授与されました。
 国際
金正日賞は、非凡な思想理論的英知で、社会主義の勝利的前進と世界の自主偉業の実現に大きな貢献をした、金正日総書記の業績を末永く伝えようとする世界の進歩的人類の真心から制定された権威ある国際的な賞です。
 長いあいだ熱心にチュチェ思想研究普及活動をおこない、世界の自主化と平和の実現のために寄与したとして、この度、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長に、国際金正日賞が授与されました。
 チュチェ思想研究者に国際金正日賞が授与されるのは、世界で初めてのこととなりました。
 2月15日、国際金正日賞の授与式が平壌の万寿台議事堂でおこなわれました。
 金永南・朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員長と金日成総合大学総長兼高等教育相である太亨徹・朝鮮社会科学者協会委員長、チュ・チャンイル朝鮮労働党中央委員会副部長らが授与式に参加しました。
 授与式では、国際金正日賞理事会を代表し、ムケシュ・シャルマ書記長がつぎのように祝賀演説をおこないました。
 わたしは、金正日総書記の誕生日に際して、チュチェ思想の祖国である朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌で、チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一先生が国際金正日賞を受賞されたことを嬉しく思い、心からお祝いします。
 事務局長先生は、人間中心の指導思想であるチュチェ思想に魅了され、チュチェ思想の研究普及活動に自分のすべてを捧げて精力的に活動し、日本の自主化と国家間の平和と親善、団結のための活動に大きく寄与されました。
 この度、先生が国際金正日賞を授与されたことは、ご本人ばかりでなく、全世界のチュチェ思想研究者の誇りであり喜びであります。
 授与式では、国際金正日賞理事会の決定が朗読された後、同理事会の提議によって賞状と金メダル、カップが、金永南常任委員長から尾上健一事務局長に手渡されました。
 尾上健一事務局長は、国際金正日賞を受賞した喜びのなかで、今後もチュチェ思想研究普及活動に邁進していくと、決意を表明し、つぎのように述べました。
 今年は金正日総書記が亡くなってから、早くも7年目を迎えます。
 また、金正恩閣下が党と革命の最高指導者として活動してから5年が経ちました。
 いま世界人民が金日成主席と金正日総書記のために流した涙は、金正恩閣下とともに一筋に生きていこうとする堅い決心に変わっています。
 こんにち、金正恩閣下が金日成金正日主義の旗を高く掲げ、社会主義偉業の完遂と朝鮮の統一、そして世界の自主化を達成するためのたたかいを領導されており、その正当性と生活力は世界に日増しに波及しています。
 私は金日成主席と金正日総書記に誓った同じ志をもって、どこまでも金正恩閣下とともに生き、たたかうことを堅く誓うものです。
 2月16日には、国際金正日賞理事会主催の宴会が催されました。
 宴会には、金己男・朝鮮労働党中央委員会副委員長、太亨徹・朝鮮社会科学者協会委員長、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長一行、国際金正日賞理事会メンバーらが参席しました。
 宴会では、国際金正日賞が、国と民族の自主性のための闘争、世界の自主化と平和の実現、人類史的文化の発展に優れた寄与をしたすべての国の政界、社会界、学界、経済界の著名な人士に授与される国際的な賞であるとの発言がなされました。