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アフリカ・チュチェ思想研究委員会理事会メンバーと来賓がスピーチ
(2016年10月28日、エマラーレニ市市庁会館大ホール)
「アフリカの自主と発展」をテーマに開催されたセミナーには、アフリカ各国のチュチェ思想研究者ほか、朝鮮社会科学者協会代表団、日本のチュチェ思想研究会メンバーが参加しました。 セミナーでは、南アフリカ、ウガンダ、民主コンゴ、タンザニア、ナイジェリア、ギニアのチュチェ思想研究組織の代表が、地域の現実や課題、今後の展望と結びつけてスピーチをおこないました。
アフリカ・チュチェ思想研究委員会理事長を務めるヘンリー・マシコ氏(ウガンダ大統領室愛国主義教養部長)は、アフリカは悠久の歴史を誇る地でありながら帝国主義列強の所有物のようになっていると言及したうえで、尊厳と民族自決を取り戻す思想によってアフリカを再び目覚めさせることが重要であると強調しました。
各代表はスピーチのなかで、アフリカ諸国は独立を勝ち取りながらも、いまだ植民地支配下のような状況に置かれているとしながら、帝国主義者の支配・侵略、自国の政治の腐敗について指摘しました。そして、外からの支援によっては、アフリカは真の意味で自由になることはできないとし、自国の未来、運命を自国人民が握り、自国の発展を自力で成し遂げていく必要があると訴えました。
参加者は、今セミナーをとおして、アフリカの自主と発展を成し遂げるためには自主の思想、チュチェ思想への研究を深める必要を認識したとし、各界各層の人々のあいだでその活動をおこなう自らの責任と本分を全うしていくとの手紙を採択し、
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事業報告、事業計画について討議
アフリカ地域セミナーに先立って、アフリカ・チュチェ思想研究委員会理事会第10回会議が、10月28日、プロテアホテルにおいて開催されました。
会議は、アルハッサン・マンマン・ムハンマド理事の進行のもと、ヘンリー・マシコ理事長、ロヘケレ・カロンダ・アンドレ書記長から事業報告と事業計画案が提議され、協議がおこなわれました。