金日成金正日主義に関する講演会、セミナーを
ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所がメキシコシティにて開催

金日成・金正日主義に関する講演会(2016年7月15日、下院国会会館)

世界の自主と平和に関するセミナー(2016年7月16日、メキシコシティ市庁舎)

 7月15日~17日にかけて、メキシコシティにおいて、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所の集まりがおこなわれました。
 チュチェ思想国際研究所理事長であり、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所理事長のラモン・ヒメネス・ロペス教授、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所副理事長のミルトン・ブルバノ氏、同研究所副理事長のオマール・ロペス教授、同研究所書記長のエレアサル・ルビオ・アルダラン氏をはじめ、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、コスタリカ、ペルーなどのラテンアメリカ・チュチェ思想研究所の理事、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長一行、李学務事務局長を団長とする朝鮮社会科学者協会代表団が同地を訪問し、メキシコのチュチェ思想研究者が集いました。

■世界の自主と平和に関するセミナー

 7月16日、メキシコシティ市庁舎において、世界の自主と平和に関するセミナーが開催されました。国会議員をはじめとする政党関係者、大学教授、弁護士、青年学生など、幅広い職種、年齢層の人々、100余名が参加しました。

 セミナーはエレアサル・ルビオ・アルダラン氏の司会のもと、進行されました。

 はじめに、尾上健一事務局長が挨拶をおこないました。

 「世界の自主と平和のために」と題して基調報告をおこなったラモン・ヒメネス・ロペス理事長は、報告の結びとして、われわれはつねに民衆の要求と利益を代弁し擁護し、民衆に依拠しながら、民衆への愛、正義、誠実さをもって活動していきましょう、と参加者に呼びかけました。

 報告の後、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所理事、メキシコ金日成金正日主義研究委員会メンバー、朝鮮社会科学者協会代表団がスピーチをおこないました。

 最後に、金正恩・朝鮮労働党委員長におくる手紙が採択され、セミナーは幕を閉じました。

金日成金正日主義に関する講演会

 7月15日、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長を講師に招き、講演会が下院国会会館において開催されました。

 アナ・フアナ・アンヘレス・バレンシア氏をはじめとする国会議員、市会議員などの政治家、中学生から70代の年配の方まで幅広い層の人々が約200名集いました。

 ラモン・ヒメネス・ロペス理事長が司会を務め、講演会が進められました。

 「金日成金正日主義はラテンアメリカにおける反帝自主の旗じるし」と題して報告をおこなった尾上健一事務局長は、世界の自主の流れと帝国主義の衰退、侵略策動について言及し、朝鮮労働党第7回大会で明らかにされた金日成金正日主義の勝利について解説しながら、つぎのように述べました。

 各国のチュチェ思想研究者は、金日成金正日主義を自主時代の指導思想として研究普及し、自国を自主化するための活動に力を入れてきました。

 反帝自主の風が吹き、新しい社会主義を求める人々の情熱が息づくラテンアメリカにいま新たな歴史の幕が開いたと言えます。

 金日成金正日主義を普及し、世界の自主化に貢献していくわたしたちの任務はますます重要になっています。

 講演の後、参加者との質疑応答がありました。

 質疑応答のなかで、ラモン・ヒメネス・ロペス理事長は、金日成金正日主義が息づく朝鮮の具体例をあげながら、参加者の質問にたいし補足説明を加えました。

 参加者は朝鮮に関して初めて知る事実や、他国でのチュチェ思想研究普及活動の話に熱心に耳を傾けました。

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 7月17日、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所の役員会議がおこなわれました。

 メキシコ、コスタリカ、エクアドル、ペルー、ベネズエラから参加した理事が自国における活動状況について報告したうえで、今後の事業にかんする活発な意見交換がなされました。