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記念報告会は、朝鮮の自主的平和統一を支持する日本委員会、
北は北海道から南は沖縄に至る全国各地からチュチェ思想を研究する学界、政界、労働界の著名人士、音楽家、労働者、女性、青年学生、日朝友好人士、在日本朝鮮人総聯合会関係者、約180名が集いました。
日森文尋議長 |
鎌倉孝夫教授 |
佐久川政一教授 |
南昇祐副議長 |
李英洙教授 |
主催者を代表し、日森文尋・朝鮮の自主的平和統一を支持する日本委員会議長、埼玉大学名誉教授、チュチェ思想国際研究所理事である鎌倉孝夫氏、沖縄大学名誉教授であり、
日森文尋氏は、朝鮮労働党第7回大会の成功を祝賀しながら、この記念報告会を通じて改めて、日朝連帯運動や、朝鮮の自主的平和統一を実現する運動をしっかりと進めていきたいと述べました。
鎌倉孝夫教授は、アメリカをはじめとする帝国主義連合勢力が朝鮮崩壊策動を強めるなか、かつ朝鮮はそれに単独でたたかわなければならない状況下で、経済建設と核戦略の並進路線、自強力第一主義を掲げてきたとし、それが勝利の要因であったと強調しました。
佐久川政一教授は、沖縄においていまだに米軍基地がおかれ、悲劇が繰り返されていることに言及しながら、日本の自主・平和の国にしていくためのたたかいの指導思想として
在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会の南昇祐副議長は、来賓あいさつで、つぎのように述べました。
朝鮮労働党第7回大会でもっとも意義深いことは、
第7回党大会が
そういった意味で今集会が、朝鮮労働党第7回大会とその大会報告の内容を正しく認識し、的確な情勢判断にもとづいて、チュチェ思想研究普及活動ならびに日朝友好活動を力強くおし進めるうえでも重要な機会になるということを確信しています。
記念報告会では、朝鮮大学教授であり在日本朝鮮社会科学者協会会長である李英洙氏による「朝鮮労働党第7回大会の歴史的意義について」と題する報告と、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長による「朝鮮労働党第7回大会祝賀に沸く平壌を訪ねて」と題する報告がおこなわれました。
李英洙教授は、朝鮮労働党第7回大会の歴史的意義をとらえるうえで注目すべき内容について、党と革命発展の要求についてどのように規定されているのかを理解することが重要であると述べました。そして、党大会招集の歴史的環境について解説し、その目的について次のように述べました。
朝鮮労働党第7回大会は、チュチェの革命偉業、世界の自主偉業が新しい発展段階に入ったという総括にもとづいて民衆の先鋒的組織体、社会の指導的政治組織である
チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長は、朝鮮労働党第7回大会報告を、その体系にそって、つぎのように解説しました。
チュチェ思想、先軍政治の偉大な勝利というのは、第6回党大会以降の36年間が、
その根拠として、一つに社会主義を守り発展させたこと、二つにアメリカ帝国主義とのたたかいに勝利したこと、三つに
第二章「社会主義の完遂のために」では、チュチェ革命偉業、
第三章「祖国の自主的統一のために」では、朝鮮全土の、全民族の範囲での自主化の完遂について述べられています。
第四章「世界の自主化のために」では、世界的範囲での自主化の完遂についての展望が示されました。
第五章「党の強化発展のために」では、朝鮮労働党を
朝鮮労働党第6回大会が開催される2年前の1978年4月9日、チュチェ思想国際研究所が、創立されました。そして、第6回党大会から2年後の1982年3月31日、
これらの事実は、第6回党大会以降、チュチェ思想を指針とするたたかいが、朝鮮国内、朝鮮全土、そして世界各国においても展開されてきたことを示すものです。
そして、この過程における最初の試練が、
朝鮮労働党第7回大会は、朝鮮人民だけでなく、日本はじめ、世界の人民にとっても、ひじょうに喜ばしく、
報告のあと、
遠山洋子氏は、慶祝公演における歌の選曲を一つひとつ紹介しながら、
また、さる4月に平壌でおこなわれた第30回4月の春親善芸術祭典の最後に出演し歌った歌、「千里でも万里でも」を披露しました。そして、この歌には、敬愛する
李栄守氏は、在日朝鮮人の歌手としての誇りについて語りながら、朝鮮での最新の歌を披露しました。