朝鮮労働党創立70周年を祝賀し
世界各国からチュチェ思想研究会代表団、代表が訪朝

朝鮮労働党創立70周年慶祝行事に参加




朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式
および平壌市民パレード

 朝鮮労働党創立70周年にあたる2015年10月10日を前後して、世界各国からチュチェ思想研究組織代表団、代表が平壌を訪問しました。
 平壌では人民の自主偉業実現のために一貫してたたかってきた朝鮮労働党の歴史をふりかえり、その創立70周年を祝賀するさまざまな行事がおこなわれました。
 各代表団および代表は、朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式とピョンヤン市民パレード、青年前衛のタイマツ行進、朝鮮労働党創立70周年慶祝勲功国家合唱団と牡丹峰楽団の合同公演、朝鮮労働党創立70周年1万名大公演などをはじめ、盛大におこなわれた祝賀行事に参加しました。
 また、金日成花・金正日花展や中央写真展覧会などを参観しました。





チュチェ思想国際研究所理事会第20回会議において
新理事長を選出

 

新理事長に就任した
ラモン・ヒメネス・ロペス氏

 祝賀の雰囲気のなか、チュチェ思想国際研究所理事会第20回会議が開かれました。
 理事会会議では、2015年度事業報告、2016年度事業計画が討議・決定され、理事会役員の改選がおこなわれました。
 事業報告では、昨年、チュチェ思想にかんする多様な催しの開催、出版物の発行、訪朝などをとおして金日成金正日主義研究普及活動が世界でよりいっそう活発におこなわれたことなどが紹介されました。
 また、チュチェ思想国際研究所理事会会議、ヨーロッパとアジアのチュチェ思想地域研究所の理事会会議と地域セミナーが開催され、国際研究所、地域研究所の体制が強化されたことについて言及されました。
 事業計画では、金日成金正日主義研究会を著名な人士を役員に迎え、幅広い人々を網羅して結成し、多様な活動をおこなうこと、チュチェ思想研究会が複数ある国では、チュチェ思想研究全国組織を結成していくことなどが提案されました。
 つづいて役員改選がおこなわれました。ビシュワナス・チュチェ思想国際研究所名誉理事長の逝去後、空席となっていた理事長を選出することは、同理事会会議の主要な議題となっていました。
 同理事会は、新理事長としてラテンアメリカ・チュチェ思想研究所理事長を務めるラモン・ヒメネス・ロペス氏を選出することを全会一致で採択しました。参加者は、ラテンアメリカ地域からの最初となる理事長の誕生を祝賀しました。
 副理事長には、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会書記長のマッテオ・カルボネリ教授が再選されたほか、アジア・チュチェ思想研究所理事長のハリシュ・グプタ教授が新たに就任しました。
 理事長に就任したラモン・ヒメネス・ロペス氏は、元メキシコ国立工科大学教授であり、メキシコ国会議員も務めていたことがあります。
 同氏は、メキシコ金日成金正日主義研究委員会(2004年結成。メキシコ・キムイルソン主義研究委員会を改称)の結成に携わり、委員長に就任したあとは、同委員会青年支部の結成を指導するなど、とりわけ次世代のチュチェ思想研究者の育成に力を入れて活動をおこなってきました。
 2008年、2010年のチュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長のメキシコシティ訪問にあわせて開催されたチュチェ思想研究セミナー、2013年のチュチェ思想地域セミナーの組織化に尽力し、成功へと導きました。
 2013年にはラテンアメリカ・チュチェ思想研究所理事長に、2014年にはチュチェ思想国際研究所の副理事長に就任しています。
 理事会会議ではまた、金日成総合大学総長を務める朝鮮社会科学者協会委員長の太炯哲氏が参加者にたいして祝賀のあいさつを述べました。

金日成金正日主義にかんする講習会および
チュチェ思想研究普及活動における経験交流会を開催

 世界のチュチェ思想研究会代表団、代表参加のもと、平壌において、金日成金正日主義にかんする講習会およびチュチェ思想研究普及活動における経験交流会が開催されました。
 10月9日に開催された金日成金正日主義にかんする講習会(写真右)では、「社会主義文明国の建設をめざす朝鮮人民の闘争」(ムンジョンスク・朝鮮社会科学者協会室長)、「朝鮮労働党の70年の歴史は人民尊重、人民愛の歴史」(リジョンファ・朝鮮社会科学者協会研究士)、「金日成金正日主義の旗のもと、自主偉業を推進しよう」(尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長)、「朝鮮の先軍政治と生命力について」(キムチャンギョン・朝鮮社会科学者協会室長)、「民衆重視は朝鮮民主主義人民共和国の現実」(ロヘケレ・カロンダ・アンドレ・アフリカ・チュチェ思想研究委員会書記長)の講義がおこなわれました。

 10月11日におこなわれたチュチェ思想研究普及活動における経験交流会(写真左)では、ウガンダ、ネパール、バングラデシュ、日本、イギリス、ロシアのチュチェ思想研究者がスピーチをおこない、各国の活動について紹介しました。