太陽節にさいして金日成金正日主義にかんする集いが
世界各地で開催される


 冷たい冬を乗り越えて命が躍動する春、チュチェ思想を創始し、自主時代をきり拓いた金日成主席の誕生日を記念し、世界各地でさまざまな取り組みがおこなわれました。

○世界のチュチェ思想研究者が訪朝

 太陽節にさいして、インド、ネパール、モンゴル、ロシア、アイルランド、日本の各国のチュチェ思想研究組織の代表・代表団が平壌を訪問しました。
 春の花が咲き、金日成主席の誕生日を記念してお祝いの雰囲気に包まれた平壌では、金日成花祭典や国立交響楽団の公演などさまざまな祝賀行事がおこなわれました。
 世界のチュチェ思想研究者は、錦繍山太陽宮殿を訪問し、金日成主席と金正日総書記に敬意を表しました。
 各国の代表・代表団はまた、金日成金正日主義にかんする講習や、金正恩第一書記の現地指導がおこなわれて完成した、祖国解放戦争勝利記念館や柳京口腔病院への参観をとおして金日成金正日主義への理解を深めました。

○日本

 「桜の恵那峡、学びと春爛漫コンサート」と題した集いが、4月18日から19日にかけて岐阜県で開かれました。
 集いは、昨年結成された金日成金正日主義研究東海連絡会を中心にして準備され、東海地区はじめ、近隣諸県のチュチェ思想研究者、日朝友好人士が参加しました。
 集まりでは、朝鮮総聯愛知県本部宣伝文化部長による「金日成金正日主義について」の解説、静岡のチュチェ思想研究者による、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長著書『自主・平和の思想』から「第一章輝かしい未来を拓く思想―民衆が歴史をつくる」についての研究報告、および訪朝報告がおこなわれました。
参加者は学習を通じて、金日成金正日主義への理解を深め、日本と世界の自主化と結びつけて金日成金正日主義を研究普及し、実践していく決意を新たにしました。
 集まりではまた、日朝音楽芸術交流会副会長であり、歌手の遠山洋子氏の歌と同会会長の池辺幸惠氏によるピアノのコンサートがおこなわれました。
 金日成主席にちなんだ歌が独唱されるなか、参加者は主席への敬慕の念を深めました。

 

○ベネズエラ

 4月11日、ベネズエラ金日成金正日主義研究会、ベネズエラ・チュチェ思想研究全国協会、ベネズエラ朝鮮友好協会が主催して、チュチェ思想にかんする全国セミナーがカラカスで開催されました。
 セミナーにはオマール・ロペス・ベネズエラ・チュチェ思想研究全国協会会長、イェセニア・ガルシア・ベネズエラ金日成金正日主義研究会会長をはじめ、チュチェ思想研究者、朝鮮との友好人士が参加しました。
 セミナーでは、金日成主席によって創始されたチュチェ思想は独創的な思想である、ベネズエラの現実もチュチェ思想を切実に必要としている、チュチェ思想にそって生きていくことはわたしたちにとって重要な意義がある、と参加者から発言がありました。
 セミナーでは、金正恩第一書記への手紙が採択されました。

○ルーマニア

 ルーマニアでは、太陽節にさいし、首都ブカレストだけでなく、地方都市においても、セミナー、書籍展示会、映画会など、多様な催しがおこなわれました。
 ルーマニア社会党最高評議会主催により、3月27日、ブカレストにおいて、金日成主席の業績に関するセミナーが開催されました。
 セミナーでは、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会理事であり、ルーマニア社会党最高評議会議長のヴァシレ・オルレアヌ氏が発言し、金日成主席は、自己の全生涯を自国と自国人民の幸福のためにささげた朝鮮人民の指導者であるばかりでなく、世界の自主化に大きな貢献をした20世紀の政治元老だった、と述べました。