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芸術公演には、尾上健一・チュチェ思想国際研究所事務局長、また、鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授、家正治・神戸市外国語大学名誉教授をはじめ
地元だけではなく全国各地でチュチェ思想を研究し日朝友好を願う勤労者、青年学生などが集い、平日にもかかわらず、会場は超満員でした。
名古屋では、昨年9月、市議会議員、歌手、弁護士などの各界の人士によって
そして、当地で
芸術公演の成功裏な開催は、
芸術公演の第一部では日朝友好にかける思い、第二部では民衆の自主性実現のためにたたかわれた金日成主席、
舞台の背景には歌に合わせて美しい画像が映し出されました。
第一部は、歌手であり、日朝芸術文化交流協会事務局長の遠山洋子氏による演歌独唱でその幕を開けました。
第1曲目の「喧嘩独楽」の選曲理由について、遠山洋子氏は、日本にとって近くて遠い国といわれる朝鮮は、昔は旧友のような仲の良い隣国同士であり、両国は古くから良好な関係をきずいてきた、そんな思いを込めました、と語りました。
つづいて、自身に、日朝運動に関わるきっかけを与えてくれたという、日朝音楽芸術交流会名誉会長の小笠原美都子氏の曲「十三夜」を、同氏への尊敬と感謝の気持ちを込めて歌いました。
また、現在、日朝関係は冬のように冷え込んだ関係になってしまったが、いつの日か両国間で国交正常化という花を咲かせたいと述べ、「花〜すべての人の心に花を〜」を歌いあげました。
そして、日朝関係がどんなに厳しいなかでも明るい未来を見据えたたかっていくという決意を込めて、嵐や吹雪、地震にも負けず、岩を割って咲く花をうたった「石割桜」を熱唱しました。
第二部では、東海朝鮮歌舞団による朝鮮舞踊が披露され、遠山洋子氏による独唱「アリラン」「鳳仙花」「涙の豆満江」「思郷歌」、在日朝鮮人のコーラスグループによる合唱「朝鮮の星」がおこなわれました。
これらの曲をとおして、日本帝国主義の植民地下におかれた暗黒の時代、自国を取り戻したいと願い、立ち上がった朝鮮人民の前に希望の星があらわれ、後にその星が偉大な太陽となっていくまでが描かれました。
そして、
最後に、自主の時代を導く
同日、日朝芸術公演に先だって
つづいておこなわれた、チュチェ思想研究と日朝友好に関する各界懇談会では、朝鮮社会科学者協会から寄せられたメッセージが紹介され、徐忠彦・在日本朝鮮人総聯合会中央本部国際統一局長が来賓のあいさつとして、
各界懇談会では、
沖縄では、1月11日、「自主ぬ道 櫓舵(るかじ)さだみてぃ 明日を拓くチュチェ思想セミナー」が、
集まりには、地元沖縄と全国からのチュチェ思想研究者、大学教授、勤労者、青年学生が参加しました。
沖縄大学名誉教授の佐久川政一・
朝鮮大学文学歴史学部長であり、在日本朝鮮社会科学者協会会長の李英洙氏が講演をおこない、
沖縄大学名誉教授である平良研一氏、沖縄大学准教授である須藤義人氏が研究報告をおこないました。
セミナー終了後、「交流の夕べ ゆらてぃく語り踊らな」がおこなわれ、八重山舞踊が披露されました。