金正日総書記の生涯と業績にかんするセミナーが
イタリア、ネパールなどで開催される


■ イタリア:

 2014年11月22日、金正日総書記の三周忌を前に、総書記の生涯と業績を回顧し、チュチェ思想について討議するヨーロッパ・セミナーが、ローマにおいて開催されました。
 セミナーには、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会書記長であり、ローマ大学教授のマッテオ・カルボネリ氏はじめ、多数のヨーロッパ諸国から、チュチェ思想研究組織の代表らが参加しました。
 セミナーでは、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会理事であり、ルーマニア社会党最高評議会議長のヴァシレ・オルレアヌ氏が基調報告をおこない、つぎのように述べました。
 朝鮮において達成された社会主義革命の大きな成果は、チュチェ思想が、今日においても、力強く、政治的かつ合法的に適用されうるものであることを立証しました。国力の差が歴然としている、アメリカを頭目とするすべての資本主義世界と対峙しながら、また、朝鮮にたいする敵視政策、侵略政策が公然とおこなわれるなかで、チュチェ思想の威力が示されました。まさに、チュチェ思想の創始は、金日成主席の偉大な功績です。
 金正日同志の政策は、金日成主席の業績を継承したものです。金日成主席と金正日同志の業績は、アメリカ帝国主義とのたたかいで、現在もそして未来においても、朝鮮人民の闘争の支えとなり、人民の革命の獲得物を守り続けることでしょう。朝鮮の社会主義建設におけるすべての獲得物が、二人の業績と結びついているのです。
 金正日同志の指導芸術、チュチェ思想の発展豊富化などの業績、チュチェ偉業にたいする確固たる信念、最期の最期まで人民に献身されたその姿は、世界の社会主義者の心に刻まれ、永遠の教えとなっていくでありましょう。

■ ネパール:

 金正日総書記3周忌にさいし、ネパール記者協会、ネパール朝鮮友好協会、その他アジア・チュチェ思想研究所などが共催し、2014年11月29日、カトマンズにおいて、金正日総書記の業績にかんするセミナーが開かれました。
 セミナーには、さまざまな政党の指導者、社会活動家、学者、知識人、弁護士らが参加しました。
 セミナーでは、アジア・チュチェ思想研究所副理事長であり、ネパール記者協会会長であるマンジュ・ラトナ・サキャ氏が司会を務めました。
 サキャ氏は、あいさつのなかで、金正日総書記が歩んだ長い道のりは、朝鮮に奇跡を創造した困難なたたかいであり、世界史に金文字で記されるでありましょうと強調しました。
 ファニンドラ・ラージ・パント・ネパール先軍政治支持協会書記長、スバシュ・カジ・シュレスタ・ネパール自力更生フォーラム会長は、朝鮮の自主権と尊厳を固守し、朝鮮半島および北東アジアの平和と安全を確固と保障した金正日総書記の業績について述べました。