ヨーロッパ地域チュチェ思想セミナーがローマで開催される


▲チュチェ思想地域セミナーの首席壇(2014年5月3日、ローマ)

 2014年5月3日、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会主催の地域セミナーが、ローマにおいて開催され、ヨーロッパ各国のチュチェ思想研究組織のメンバーが参加しました。
 ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会書記長のマッテオ・カルボネリ教授が、主催者を代表して歓迎のあいさつをおこなうとともに、セミナーのテーマと関連し、地域の現実と要求にそってチュチェ思想の研究を深めることの重要性を述べました。
 同学会会長のエドモン・ジューブ教授は基調演説のなかで、支配と従属に反対してたたかってきたヨーロッパの歴史にふれながら、いま、自主的な新しいヨーロッパが求められているとしたうえで、チュチェ思想と朝鮮の模範に学ぶことの大切さを訴えました。
 来賓として、チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長、朝鮮社会科学者協会のパクケミョン事務局次長が挨拶しました。  

▲ヨーロッパ各国のチュチェ思想研究組織代表の
スピーチに熱心に耳を傾ける参加者

 イタリアのアルド・ベルナルディニ氏は、世界の自主・連帯を訴え、
 金日成金正日主義にそって前進する朝鮮に注目する重要性について強調しました。また、ヨーロッパがチュチェ思想で団結し反グローバリゼーションの新しい戦線をきずく必要があると述べました。
 セミナーでは、ヨーロッパ10か国の代表がスピーチをおこない、各国の現実や自主確立を実現するうえで提起されている課題について言及しました。