「金日成・金正日主義と世界の自主偉業」に関するセミナーが
平壌でおこなわれる

―世界のチュチェ思想研究者が太陽節に際して訪朝―


 金日成主席誕生102周年を迎える今年の太陽節に際し、世界から20カ国31のチュチェ思想研究組織代表団が平壌を訪問しました。
 4月14日、世界のチュチェ思想研究者が一堂に会し、チュチェ思想国際研究所の主催により、「金日成金正日主義と世界の自主偉業」に関するチュチェ思想セミナーが人民文化宮殿で開催されました。
 セミナーには、朝鮮社会科学者協会委員長である朝鮮労働党中央委員会の金己男書記が参席しました。  

 セミナーでは、チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長が開会の辞を述べました。
 尾上健一事務局長は、ビシュワナス理事長の逝去について触れ、ビシュワナス理事長は、早くからチュチェ思想研究普及活動をおこない、チュチェ思想の旗のもと、人類の自主偉業を実現するために生の最期まで献身された、と述べました。
 同氏の提案により、1分間の黙祷がおこなわれ、参加者はビシュワナス理事長に心からの哀悼の意を表しました。
 朝鮮社会科学者協会副委員長の祝賀演説につづき、チュチェ思想国際研究所副理事長に新たに選出されたラモン・ヒメネス・ロペス教授が報告をおこないました。
 同氏は、金日成金正日主義は、民衆を世界で最も貴重で力強い存在としておし立て、すべてを民衆に奉仕させることを総体的な目標、理想とする民衆第一主義の革命思想である、と述べました。そして、金日成金正日主義を定義した金正恩第一書記自身が、常に民衆の利益に合致するよう、民衆が喜び、民衆にとって便利なものであるよう、昼夜をわかたず活動されていると強調しました。
 各国のチュチェ思想研究者がスピーチをおこないました。
 「金正恩第一書記の演説『革命的な思想攻勢によって最後の勝利を早めよう』を学習して」、「世界の革命偉業に理論・実践的に寄与した偉大な金日成主席とチュチェ思想」などの様々なテーマで、金日成金正日主義にかんする研究の成果が発表されました。
 セミナーでは、金正恩第一書記に送る手紙が採択されました。

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チュチェ思想国際研究所理事会第19回会議

 

 セミナーの開催に先立ち、4月13日にチュチェ思想国際研究所理事会第19回会議が、チュチェ思想国際研究所、チュチェ思想地域研究所の代表の参加のもと開催されました。
 理事会では、2013年度事業報告、2014年度事業計画、規約の改正、新しい理事会体制案が提起され、採択されました。
 新理事会体制では、長年理事長をりっぱに務められたビシュワナス氏が名誉理事長に、メキシコのラモン・ヒメネス・ロペス氏とイタリアのマッテオ・カルボネリ氏の2名が副理事長に選出されました。
 また、アジアからインド、バングラデシュ、日本、朝鮮、アフリカからウガンダ、タンザニア、民主コンゴ、ナイジェリア、ラテンアメリカからベネズエラ、エクアドル、メキシコ、ヨーロッパからフランス、デンマーク、フィンランド、ロシアの人士が理事として選出されました。