金正日総書記の3回忌に際しインド、日本など各国で集いを開催

−金正日総書記の業績、金正恩第一書記の思想と指導に学ぶ−


■インド

 デリーにおいて、2013年12月4日、金正日総書記を回顧する集いがおこなわれ、チュチェ思想国際研究所のビシュワナス理事長をはじめ、現地のチュチェ思想研究者が参加しました。
 集いでは、アジア・チュチェ思想研究所のハリシュ・グプタ理事長が講演をおこない、チュチェ思想を自主時代の指導思想に深化発展させた金正日総書記の業績について述べました。

■日本

 金正日総書記の三回忌を前に、2013年12月16日、チュチェ思想国際研究所の定例研究会が東京において開催され、総書記が生前成し遂げた偉業と、金正恩第一書記の思想と指導について研究討論がおこなわれました。
 研究会には、チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長、チュチェ思想国際研究所理事の鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授、チュチェ思想国際研究所研究員の大内憲昭・関東学院大学教授、金和孝・在日本朝鮮社会科学者協会会長、チュチェ思想研究会全国連絡会事務局長の花輪不二男氏をはじめ、学者、研究者が参加しました。
 研究会では、金日成金正日主義研究関西連絡会共同代表を務める小倉紀蔵・京都大学教授が報告をおこないました。
 小倉紀蔵教授は、世界では強大な勢力に従属しながら自らの存続をはかる国がある一方、朝鮮は自らを抑圧する勢力にたいして、自主的、主体的な政策をおこなっていると述べました。
 また、東アジア諸国間において、相手国にたいする理解が不足していることについて指摘し、日本が主体性をうちたて、歴史認識問題を解決していくなかで和解していくプロセスが重要であると強調しました。
 そして、日朝間においては、国交正常化を実現する過程で両国間の諸問題は解決されていくべきであると提起しました。
 会場では活発な意見交換がなされ、議論を深めていきました。
 定例研究会後、金正日総書記の永生を祈念し献杯がおこなわれました。