チュチェ思想研究

 

チュチェ思想国際研究所の歩み

反帝自主のたたかいを先導する朝鮮とその指導思想・チュチェ思想への関心が高まる

1969年4月

マリ共和国において世界で最初のチュチェ思想研究組織が結成される

各国でチュチェ思想研究組織が誕生。チュチェ思想研究普及活動の発展にともない、チュチェ思想にかんする国際機構設立への要求が世界的範囲で高まる


1975年10月

最初の地域規模での集まりである、ラテンアメリカ・チュチェ思想科学討論会がペルーにおいて開催される

1976年9月

最初の世界規模での集まりである、チュチェ思想国際討論会がマダガスカルで開催される。50余か国の代表が参加したこの集まりにおいて、チュチェ思想研究のための国際機構の設立が提起される

1977年9月

73か国4国際機構から89の代表団、200名の代表が平壌に集い、チュチェ思想国際討論会を開催。ここでチュチェ思想に関する国際的常設機構を翌年日本において設立することが決定、組織委員会が編成される。

金日成主席が日本チュチェ思想研究学術代表団に接見される

チュチェ思想国際研究所の創立と性格について助言して下さった 金日成主席

“世界の人たちがチュチェ思想を要求しているためチュチェ思想にかんする国際組織をつくることが重要です。国際組織の重要性は、革命は輸出することはできないが、各国に経験的資料を与え、自国の問題を自力で解決できるようにするところにあります。したがって、国際機構はあくまで学術的なものにしなければならず、政治団体にしてはなりません。政治団体にするならば、それは革命を輸出することになるからです”

1978年2月

最初の地域的規模のチュチェ思想研究組織としてラテンアメリカ・チュチェ思想研究所がコスタリカにおいて創立される

1978年4月9日

チュチェ思想国際研究所創立大会が東京において開催される

世界10か国から約800名が集い、全世界にチュチェ思想国際研究所の創立を宣言

アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパの4大陸にチュチェ思想地域研究所が設立され、チュチェ思想国際研究所を中心として全世界のチュチェ思想研究普及活動が体系的におし進められる


1980年9月

アジア18か国から代表68名が参加し、チュチェ思想に関するアジア地域討論会がインドにおいて開催される。ここでアジア・チュチェ思想研究所の創立が宣言される

1982年10月

金日成主席がチュチェ思想国際研究所参事・事務局代表団に接見される

鼓舞・激励して下さった 金日成主席

“人民のなかにはいっていけば、多くのことを学ぶことができます。また、人民から学びながら勇気も与えられます”(朝鮮戦争中に新義州の10名の党員から得た印象について話されながら)

“各国の人民を自主の思想でめざめさせ、各国の人民が自主性、創造性を発揮して、政治的自主性を堅持するようにしなければなりません”(タンザニア、ギニアなどにたいする農業の技術援助で成果をもたらしていることを紹介されながら)

1984年4月

ヨーロッパ地域において最初の世界規模の集まりとしてチュチェ思想国際セミナーがポルトガルにおいて開催される。ヨーロッパ諸国を中心に世界71か国、4国際機構から105代表団と代表が参加した

1985年4月

アフリカ・チュチェ思想研究委員会がシエラレオネにおいて創立される

1985年10月

ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会がフランスにおいて創立される

1987年1月

金日成主席がチュチェ思想国際研究所事務局代表団に接見される

金日成主席は、 金正日書記(当時)について学びたいとの代表団の願いを聞き、翌年から 金正日書記の著作が外国語で出版されるようになる

金日成主席は、孔子の「後生可畏」という話を引用しながらいまの世代よりも新しい世代はもっと素晴らしいと、 金正日書記について話して下さる

金正日書記(当時)について話して下さった 金日成主席

金正日書記は白頭山で誕生し、抗日革命闘争のときには食糧があまりなかったので山羊の乳で育てました。いまはりっぱな革命家になってわたしの仕事を支えてくれています”

“自分が種をまき育ててきたチュチェ思想を 金正日書記が生い茂る森に変え、豊かな実を収穫できるようにしました”

“彼は謙遜であるので、あまり自分のことを外に出しません。そして自分の父が対外活動をしているので、外交の場に出ようとしません。しかし、彼は多くの仕事をしてわたしの仕事を減らしてくれています。いまでは休日も祝日もなく働く一方です”

チュチェ思想研究普及活動の方向性や日本の進路について示して下さった 金日成主席

“いま世界で適用できる普遍的思想としてチュチェ思想にたいする信念をもつことが大切です。もっとこの革命思想をその国にあうように研究し普及しなければなりません”


2008年3月

チュチェ思想国際研究所創立30周年記念報告会がインドにおいて開催される

チュチェ思想国際研究所創立当初から活動してきたチュチェ思想研究者をはじめ、世界13か国から代表団、代表が参加


2012年4月

金日成主席誕生100周年を祝賀し、チュチェ思想世界大会が開催される

“自主と正義、平和をめざすたたかいの前途にいかなる試練と難関が横たわっていても、ひとえにチュチェ思想がさし示す道をゆるぎなく歩もうという進歩的人類の固い信念と意志を誇示する重要な契機になるであろう”(開幕あいさつより)