チュチェ思想研究者が訪朝から帰国後、セミナーを開催
―イタリア、メキシコ、ナイジェリアなどで―
今年4月、ピョンヤンで開催された「自主と正義、人類の未来」に関するチュチェ思想国際セミナーに、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパのチュチェ思想研究者が参加しました。参加者たちは帰国後、各地で訪朝報告会やチュチェ思想研究セミナーなどを開催しています。
イタリア
民衆第一主義の真髄「為民献身」について解説
ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会のマッテオ・カルボネリ書記長は、ピョンヤンにおけるチュチェ思想国際セミナーで、「自主と正義を実現する道に人類の明るい未来がある」と題して基調報告をおこないました。
6月19日に、ローマで、「チュチェ思想を発展させた金正恩総書記の貢献」に関する集まりをもち、金正恩総書記の革命思想について報告をおこないました。
カルボネリ教授は、金正恩総書記が明らかにした民衆第一主義の真髄である「為民献身」について、また、自主性擁護のたたかいの重要性について言及しました。
さらに、4月ピョンヤン滞在中に撮影した写真を披露しながら、朝鮮のすばらしい発展ぶりについて紹介しました。
メキシコ
メキシコ金日成・金正日主義研究会主催のセミナーを開催
メキシコからは、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所書記長のエレアサル・ルビオ・アルダラン氏やメキシコ金日成・金正日主義研究委員会顧問のアルキメデス・ペレス・ベジョ教授はじめ、5名のチュチェ思想研究者が参加しました。
7月6日にはメキシコシティにおいて、ラモン・ヒメネス・ロペス・チュチェ思想国際研究所理事長が委員長を務めるメキシコ金日成・金正日主義研究委員会主催のセミナーが開催され、約80名が参加しました。
セミナーでは、「ラテンアメリカの自主のための青年運動」委員長のアンドレア・サラテ・フエンテス氏をはじめ、複数名が発言しました。
アンドレア・サラテ・フエンテス氏は、今年4月ピョンヤンでのチュチェ思想国際セミナーにおける尾上健一・チュチェ思想国際研究所のスピーチ「自主、平等な民衆の念願を実現するチュチェ思想」を図や写真入りの資料を使い解説しました。
ナイジェリア
アフリカ・アラブ地域インターネットセミナー
7月4日から8日まで、ナイジェリアの首都アブジャで、朝鮮人民との友好連帯アフリカ地域委員会とアラブ地域委員会の共催によるインターネットセミナーが開催されました。
セミナーには、ナイジェリアの政党や友好連帯の人士やチュチェ思想研究者が参加しました。
また、オンラインで、ギニア、マリ、民主コンゴ、セネガル、赤道ギニア、ウガンダ、エチオピア、タンザニア、アルジェリアなどのアフリカ諸国や、ヨルダンなどの中東諸国、ブラジル、エクアドル、ペルーなどの朝鮮人民との友好連帯の人士やチュチェ思想研究者が参加しました。
セミナー参加者は、外部勢力の侵略を粉砕し、民族の自主権を徹底して擁護することにより、人類史に記した金日成主席の業績について述べました。
また、チュチェ偉業を継承発展させた金正日総書記の業績について、さらに、こんにちの社会主義朝鮮をさらに高い段階に発展させている金正恩総書記の業績について言及しました。
ピョンヤンで開催されたチュチェ思想国際研究所理事会第22回会議に参加(2024.4.14)し、ナイジェリアはじめ、アフリカ地域のチュチェ思想研究普及活動の発展のために献身する決意を述べる、ナイジェリア金日成・金正日主義研究委員会のアルハッサン・マンマン・ムハンマド委員長(向かって右)