チュチェ思想研究

チュチェ思想国際研究所

金日成主席生誕110周年記念
「人類の自主偉業の旗じるし―チュチェ思想の真理性と生命力」に関する
インターネット国際セミナーが開催される

チュチェ思想国際研究所は、4月10日から16日にかけて、金日成主席生誕110周年記念「人類の自主偉業の旗じるし―チュチェ思想の真理性と生命力」に関するインターネット国際セミナーを開催しました。

チュチェ思想国際研究所は、ウェブサイトに特設ページを開設し、世界70余か国から寄せられた130余の寄稿文や祝賀メッセージを、英語、スペイン語、フランス語、日本語、ロシア語、アラビア語の6か国語で掲載しました。

特設ページにはまた、金日成主席、金正日総書記、金正恩総書記がこれまでどのような活動をされてこられたのかを示す、写真や図書の展示コーナーが設けられました。

チュチェ思想国際研究所は、開会式や閉会式を、メキシコをホスト国として、オンライン会議としておこないました。

メキシコ時間の午前8時から開始されたオンライン会議には、チュチェ思想地域研究所理事会メンバーや、各国のチュチェ思想研究者、朝鮮との友好人士など、多くの人たちが参加しました。

開会式、閉会式とも、司会はチュチェ思想国際研究所理事長のラモン・ヒメネス・ロペス氏がおこないました。

ラモン・ヒメネス・ロペス理事長は、セミナー参加者に敬意を表したあと、「金日成主席の世紀的業績」と題して、最初にスピーチをおこないました。

ラモン・ヒメネス・ロペス理事長は、金日成主席の業績について、もっとも大きな理論的実践的業績は、世界的範囲において自主的で平和な新しい時代をきり拓くうえでの里程標であるチュチェ思想を創始し発展させたことであると述べました。

さらに、金日成主席の業績として、米帝国主義の侵略に立ち向かい自主性を守り抜いたことを挙げながら、この勝利は、革命と建設をおし進めるには領袖、党、大衆の一心団結が必要であり、民衆を結集して政治的に教育すれば、いかに強い敵をもうち破ることができるという真理を、金日成主席が明らかにしたと強調しました。

チュチェ思想国際研究所事務局長の尾上健一氏は、「金日成主席の崇高な教えと深い愛情」と題してスピーチをおこないました。

尾上健一事務局長は、最初に、「こんにち、各国で積極的にチュチェ思想研究普及への取り組みがなされ、親しい友人がたくさん増えてきたことをたいへん嬉しく思っています。この度の金日成主席生誕110周年を記念するチュチェ思想国際セミナーも、ラモン・ヒメネス・ロペス先生をはじめとする各国の研究者の努力により成功を収めることでしょう。今後も各国の先生方が、困難もあるけれど誇りに満ちたこの活動をりっぱにおし進めていくだろうと信じています」とあいさつしました。

尾上健一事務局長は、金日成主席の誕生日を迎える度に、金日成主席から多くの重要な教えと愛情をいただいたことを思い起こしますと述べながら、1975年4月以降、1993年までに数多くの金日成主席の接見を受けたなかでも、とくに印象深かった数回の接見について話されました。

世界の人々への金日成主席の愛と信頼は私たちの心に深く刻まれ、いつまでも消えることはないであろうとつづけながら、金日成主席が実現できなかった革命偉業は、金正日総書記に継承され、いま、金正恩総書記によって、朝鮮は社会主義の完全な勝利へ向かい、さらに共産主義を建設する段階へと発展していると、強調しました。

朝鮮社会科学者協会第一副委員長のシム・スンゴン氏は、祝賀あいさつのなかで、つぎのように述べました。

「チュチェ思想の真理性と生命力は、朝鮮の70余年の歴史を通じて実証されており、さらに、こんにち、朝鮮が新たな活力をもって力強く前進しているのは、金正恩総書記の指導の結実であり、それはまた、チュチェ思想の真理性と生活力の証左です」

セミナーでは、ヨーロッパ・チュチェ思想研究学会のマッテオ・カルボネリ書記長が、「チュチェ思想が明らかにする民衆の自主性と社会主義―金日成主席の業績」と題して、同研究学会のユハ・キエクシ副理事長が「革命理論と実践の大家 金日成主席」と題して、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所のエレアサル・ルビオ・アルダラン書記長が「強力な国防力をきずきあげるための金日成主席の指導」と題して、アフリカ・チュチェ思想研究委員会のロヘケレ・カロンダ・アンドレ書記長が「経済的自立と自主権をめざすアフリカ諸国の闘争」と題して、アジア・チュチェ思想研究所のムケシュ・シャルマ書記長が「『以民為天』が貫かれた朝鮮社会主義」と題して、スピーチをおこないました。

その他、ブルガリア、ルーマニア、ネパールのチュチェ思想研究者がスピーチをおこないました。

閉会式では、ラテンアメリカ・チュチェ思想研究所のエレアサル・ルビオ・アルダラン書記長から金正恩総書記におくる手紙案が提案され、オンライン参加者の挙手をもって採択されました。

セミナーの開会式や閉会式のあとに、世界の人たちが発言できる場が設けられました。

インド、スリランカ、パキスタン、モンゴル、インドネシア、キプロス、ナイジェリア、ウガンダ、エチオピア、セネガル、ベナン、メキシコ、ベネズエラ、ペルー、チリ、アルゼンチン、イギリス、スペイン、ベルギー、チェコ、セルビアなどの国の人たちが発言しました。

発言者は、オンラインであっても、金日成主席の誕生110周年という意義深い機会に、チュチェ思想国際セミナーが開催され、学術交流ができたことを喜んでいました。

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金日成主席生誕110周年記念、「人類の自主偉業の旗じるし―チュチェ思想の真理性と生命力」に関するインターネット国際セミナーは、参加者が、金日成主席の教えと世界人民にそそがれた愛情を振り返りながら、チュチェ思想研究普及活動にいっそうまい進していく決意を強める機会となりました。